2011年に帰省したとき、学生時代に集めていた真空管を持ってくることにした。 数本の ST管と、数十本の MT管を手提げかばんに詰め込んで、当然機内に持ち込むことにした。 ガラスでできてるので預けて壊されたくないからだ。
問題は手荷物検査。
X線検査を通したところ、2人の検査官が訝しげな顔をしている。 検査官は男性と女性でいづれも20歳代だったと思う。
薄いガラス製品の中に金属部分があって、それが何十本も規則正しく並んでるから今まで見たことも無いものだったのだろう。
検査官男:これは何ですか? 客:真空管です。 検査官女:真空管ってなんですか? (真空ナントかに反応したのか) 客:電子部品ですよ。 検査官女:どういうものですか? 客:『5球スーパ』や『電蓄』に使ってるやつですよ。 検査官女:「…」(困惑した様子) 客:別に怪しい物ではありません。 (いや怪しいだろ)ビニールのテープで封をしてあったので気が進まなかったが「開けましょうか?」と言ってみたところ、しばらく2人が画面をみながら相談をして結局そのまま通してもらうことができた。
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