2014年1月31日金曜日

分岐

朝の電車には受験生で混雑していた。

昨日の学生さんらは高校の受験生だろうか、互いに問題を出し合ったり、面接の練習の成果を友達に披露したり賑やかだ。
今日隣の席では熱心に医療関係の問題集を解いていた。
ちょっと羨ましい。
自分はそろそろ終活を始める時期が差し掛かっているけど、彼ら、彼女らには未来がある。
一体この先、何が待ち受けているのだろう。

商社マンになりたい、エンジニアになりたい、と将来の夢をもっている輩もいれば、校や大学に進んでからゆっくりと進路をきめる者もいるのだろう。 そう、自分にもそんな時期があったのを思い出す。
無事進学が決まれば、毎日郊外から時間を掛けて通学するのだろうか。
そして学問は勿論、スポーツやサークル活動で充実した日々を送るのだろうか。
人の進む道は分岐を繰り返し、それらは全て一方通行である。

みんなの期待と不安を乗せて電車は走る。

2014年1月28日火曜日

可愛いヌートリア

私はいつも三河の客先で仕事をすることが多いが、今日はお昼の時間帯に移動した。 まだ朝晩だと寒いのだが、この時間だし、空も晴れていてぽかぽかしていた。 東海道本線で南下中、尾張と三河の境目に境川を通りかかった。 窓の外を眺めていると、何か堤防のコンクリートの上を動くものが居る。
2匹の猫か?
否、猫にしては背中がポテッと丸い。
ねずみだ。大きい。ヌートリアだ。
あっという間に通り過ぎてしまったため、じっくり観察することはできなかったが、なんか嬉しい。

そういえば、2004年秋、ヌートリアを探して納戸か鵜戸側を訪ねたことがある。 夜行性の筈なので、昼間だけでなく早朝や夜も行ってみたが一度も会えず、橋沿いに掛けられたパイプの上の足跡だけを写真に収めて帰ってきたことがある。 近所の人からは「県内はどこにでも居るし、この辺りの用水にも棲んでいるよ。」と聞いていたが、夜にアライグマを何度かみたことがあるだけで、ヌートリアを見ることはなかった。 それから10年、やっとこの目で彼らの姿を見ることができた。

齧歯目は可愛い。

(タイトルの誤記訂正)

2014年1月19日日曜日

山上路夫

昨晩のラジオ深夜便の3時台(今日の未明)は作家でつづる流行歌:山上路夫作品集だった。 コンビニから帰ってきたら GAROの「学生街の喫茶店」が掛かっていて懐かしかった。 「時は流れた~」のフレーズを聞いたとき、そういえば山上路夫作詞が池辺晋一郎作曲の『時は流れても』という曲を思い出した。 1979年 NHK全国学校音楽コンクールの中学生の部の課題曲だった。 課題曲は『その人は言いました』と『時は~』の 2曲のうちから選ばれたと記憶している。 その後、他の曲と併せて組曲として楽譜が出版された。 なんか、忘れていた 30年前をいろいろ思い出すな。 「翼をください」も氏の作詞だったのか。 これも合唱でもよく歌われてたけど、ポピュラーすぎてというか軽すぎてというか、合唱としては歌いたくないなと当時は思っていた。(先入観) 池辺晋一郎は 80年代にテレビ番組に出演したのを1~2回見たことがあったが、山上路夫の顔はさっきネットで検索して初めて見た。 お二人とも NHKとはつながりが深いのですよね。